マクロビオティックとローフードの違いって何?


健康志向の方たちの間で人気のある食事法ではマクロビオティックやローフードなどがあります。
どちらも健康面において様々な恩恵が期待できるのですが実際にマクロビオティックとローフードの違いってなんだか分かりませんよね。
ここではマクロビオティックとローフードの違いや特徴について調べてみました。

マクロビオティックとローフードの違いを解説

ローフードとは、ナチュラルハイジーンの哲学と酵素栄養学を基にアメリカから生まれた健康を意識した食事法です。
そしてマクロビオティックは東洋・陰陽思想を基に生み出された日本で生まれた食事法です。

基本的にローフードとは、生野菜・果物・非加熱推奨の食事法であり、マクロビオティックは加熱推奨の食事法なので全く違うものとなります。
ローフードの名前の由来は生という意味のローと、食べ物という意味のフードを合わせたもので、特に生野菜や果物といった食材を中心にした食事法なのです。
ローフードでは、一般的に調理する過程で行われる、揚げる・焼く・炒める・オーブンで焼くなどの高温加熱などを一切行わず加工や精製なども行わない生に近い状態の食事のことを言います。

一方のマクロビオティックは食材を陰性、陽性と分類して食材の組み合わせや調理法を考え分けることで陰陽のバランスを保てる食事を提供します。
特に生野菜や果物は身体を冷やすという思考から、調理では生野菜・果物は避けられています。
ローフードとマクロビオティックの調理法での違いには、マクロビオティックは基本的に食材に火を通すのでローフードとは真逆の発想となるのです。

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ローフードとマクロビオティックのそれぞれのメリット

ローフードを取り入れるメリットには生野菜や果物に多く含まれる酵素やビタミンを沢山摂りいれることができるのです。
一方のマクロビオティックは、夏が旬の夏野菜や果物、生野菜を上手に取り入れ陰性の食材も加熱調理するなど、陽性の食材を上手く組み合わせながら体のバランスを取ることができます。

マクロビオティックではこのように食材が持つ陰性と陽性のどちらも取り入れることができるので、どちらかに偏りが出ることも無く、うまい具合に食事のバランスが取れるのです。
マクロビオティックでは加熱を推奨しているため、陰性の食材を炒めたり煮たり焼いたりするためローフードとの違いは一目瞭然でしょう。

しかしどちらも動物性食品をなるべく使用しないという部分は共通しています。
また、ローフードはダイエットに効果的だと言われており、できるだけ酵素を取り入れた調理法にしています。季節の旬の野菜は生で食べることでダイエットに良い酵素をたっぷり摂ることが出来るのです。


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