最近の日本人は美と健康のために食生活に気を遣っている方が目立つように思えます。
その中でも玄米などの穀物を中心としたメニューを取り入るマクロビオティックが特に人気を集めているのです。
そんなマクロビオティックの食事法のメリット・デメリットについて調べてみました。
マクロビオティックのメリット
マクロビオティックは基本的に玄米菜食の食事なので、肉・魚・卵・乳製品は摂取しません。
主に玄米を一食の食事量の50%ほどにして、豆や野菜、海藻類を調理した食事と共に食べていきます。マクロビオティックの中心である玄米は複合炭水化物と呼ばれ、パスタや白米などの単純炭水化物と比較すると、血糖値を上昇させないと言うメリットがあるのです。更に高血圧や肥満予防のメリットもあるので近年健康食として注目されています。
マクロビオティックを取り入れることで、狂牛病や鳥インフルエンザ、抗生物質の蓄積などの動物性食品が原因リスクも低くなると言われています。
身体に優しい有機野菜やお米を選択することで、農薬や化学物質を避けることができるメリットもあります。また、マクロビオティックは自分のライフワークの中でその季節ごとに採れる旬の作物を食べることが出来るので健康にとても良い食事法なのです。
マクロビオティックのデメリット
しかし人気のマクロビオティックにもデメリットが存在します。
マクロビオティックは野菜などを加熱調理するので、ビタミンB12、ビタミンD、カルシウムの不足が懸念されています。
また、幼児期から身体に良いという事でマクロビオティックを行うと、お子さんによっては身体の成長が遅くなるという問題も見られます。
摂取する食物がより限定される食べ方でもあるので、栄養が偏ってしまうというデメリットも見受けられるのです。また、マクロビオティックでは食べられるものが少ないからと食事自体を抜いてしまうという人もいるため、結果的に摂取エネルギーが不足してしまい栄養素不足になるケースもあります。
また大きなデメリットの中には、玄米菜食を行うと思考が偏りやすい傾向もあります。
例えば玄米以外は健康に良くないから食べられない、添加物や農薬が怖いから外食は避けようなどと過度な意識が生まれやすくなると言われています。
このように健康への執着が強すぎて出てきてしまう人もいるので、根本的に大切な部分を忘れてしまい強い義務感やマイナス思考になってしまう人もいると言います。
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